本来、体温の維持・臓器の保護・生理活性物質などが、体脂肪の役割ですが、生き残る為に不可欠な、飢餓から身を守るためのエネルギーをためる機能が元々のおもな役割といえるでしょう。
しかし、現代の食べ物が不足することのない環境では逆に、人類の共通の課題となっているのが現状です。肥満の最大の要素には食生活があります。欧米化した食生活で、良く噛まない、早食い、まとめ食い、間食・夜食の習慣化などから、日本人にふさわしい摂取エネルギーを超えてしまいがちです。
その他には、隠れ肥満と呼ばれるものがあり、これは身長に比した体重は大きくないのに、体脂肪率が顕著に高いこと、また、その人ことを指します。隠れ肥満体質の人は、運動しないでいても体重が増えず、本人も若いころから体重が変化していないので、生活習慣病とは関係ないと思いがちです。
また、日本人の10人に1人は太りやすい遺伝子を持っているという報告もあり、遺伝的な可能性もあります。
肥満を防ぐ食事方法としては、「朝食・昼食をメインとし、夕食は軽くする」「1日3食規則正しく摂る」「よく噛んでゆっくりと食事をする」などがあり、食習慣の意識を高めることで肥満を防ぐことができます。
体脂肪を効果的に燃焼するウォーキングなどの有酸素運動と、体脂肪が燃えやすい身体を作るために軽いおもりをもち上げるような筋肉運動の2つが、より効果的に脂肪を燃焼させることができます。
糖尿病、高血圧、脳卒中、心筋梗塞など。日々の生活に深くかかわっている生活習慣病が、時には上記のような深刻な病気を引き起こすことがあります。