肥満の人の中にはそんなに食べた覚えもないのに、太っているという人も少なくはありません。しかし、一日の食生活を見直してみると、気づかないうちに必要以上のエネルギーを摂取していた、なんてケースが多いのです。体脂肪を減らす食事方法として、最も効率が良いのは、摂取エネルギー量を減らす減食と、エネルギーを増やす運動の両方を併せて行うことです。
毎日の生活の中で栄養のバランスが偏らないよう配慮することは当然のこと、食事で摂取するエネルギー量をコントロールすることが食事を減らすために有効となります。ただ、極端に食事量を減らしてしまうとリバウンドが起こりやすくなりますので注意です。また、摂取エネルギー量の設定は男女差や年齢、肥満度、合併症の有無、ライフスタイルやスポーツによる身体活動量などによって決められます。標準体重あたり一日25〜30kcalの範囲で設定が一般的だといえるでしょう。
肥満を予防する食事の取り方は、まず朝食・昼食を中心に食べることから。そして夕食は軽くすることが大切です。1日3食規則正しく摂る、よく噛んでゆっくりと食事をする…つまり、きちんと食事するという意識が大切です。まずは、毎日の食習慣に問題がないか、自分でチェックしてみることから始めましょう。
肥満の原因は、食生活の欧米化によって摂取エネルギーが増えたことにあります。また、運動しないでいても体重が増えない、隠れ肥満に注意が必要です。その他にも、ストレスや遺伝子的なことも密接に関係しています。
体脂肪を効果的に燃焼するウォーキングなどの有酸素運動と、体脂肪が燃えやすい身体を作るために軽いおもりをもち上げるような筋肉運動の2つが、より効果的に脂肪を燃焼させることができます。
糖尿病、高血圧、脳卒中、心筋梗塞など。日々の生活に深くかかわっている生活習慣病が、時には上記のような深刻な病気を引き起こすことがあります。